オオミドリシジミ 2000年6月15日 富士見村の雑木林にて 雑木林で元気に飛び回るチョウを見た。コナラの葉の上に止まり、ゆっくり翅を広げた。陽光に反射してメタリックブルーの翅の色が微妙に変化する。何て美しいのだろう。いつか会いたいと思っていたチョウにようやく巡り会えた。それも身近なところで。 ゼフィルスと呼ばれれるミドリシジミの仲間は6月から7月にかけて雑木林で見られます。愛の女神・ビーナスの乗った貝を岸辺に吹き寄せる西風の神「ゼフュルス」から名づけられたとか。いろいろに光る翅を持ち、林を飛び回る小さなチョウはまさに「森の妖精」ですね。雑木林が少なくなってきたことで、これらのチョウたちを見られる機会も減ってきたのは残念なことです。 |