イチモンジカメノコハムシの飼育記録

2021年6月18日~6月29日


イチモンジカメノコハムシは雑木林などのムラサキシキブの葉上で普通に見られます。ユニークな形状のイチモンジカメノコハムシの幼虫を成虫になるまで飼育してみました。蛹化してからわずか3日で羽化しました。

幼虫 成虫



6月18日 幼虫
脱皮殻にフンをなすりつけて背負い
カモフラージュしている幼虫


矢印部分が支点で、脱皮殻を上げたり下げたりできる。
危険を感じると脱皮殻を持ち上げるように思うが?
威嚇しているのかも?


正面から見た顔の部分



6月26日 蛹化
脱皮殻を背負ったまま蛹化

ひっくり返すと裏はこんな感じ



6月29日 羽化
蛹化して3日目の15時頃。
羽化したばかりは黒い模様はなく、
黄色っぽい。トゲトゲもなくなっている。

翅が出ているが、乾かしている?
この翅は内側に折り畳まれるはず。

夜の9時ごろには黒っぽく変身していた。
名前の由来の一文字もくっきり。
7月3日、生まれた林のムラサキシキブに返してあげた。